フェルナンデスの歴史

1969年創業のフェルナンデスは、日本での事業に加え、のちに米国にも拠点を構えました。カタログには伝統的な形状と独自デザインの両方が並び、サスティナーも製品展開の重要な要素となりました。

事業停止は2024年7月、破産手続開始は2025年7月です。閉鎖当時の記事を読む際は、この二つの時点を区別する必要があります。

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主な出来事

  1. 1969年

    事業の始まり

    1969年2月25日に設立。2013年の会社案内では、初期の製品としてフラメンコギターを紹介しています。

  2. 1970〜80年代

    エレキ楽器とBurny

    エレキギターやベースへ展開し、クラシックなデザインを扱う関連ブランドBurnyも知られるようになりました。その後のカタログにはアンプやアクセサリーも掲載されています。

  3. 1992年

    米国拠点を開設

    ロサンゼルスにFernandes USAを開設。米国向けカタログの会社史は、この年を米国事業の始まりとして記録しています。

  4. 1996年

    カスタムショップの拡充

    米国のカスタムショップを拡充しました。後年の資料にはアーティスト向け楽器やサスティナーの搭載例が数多く登場します。

  5. 2024年7月

    事業停止

    日本の運営会社が事業を停止。当時の破産申立ては、その後取り下げられたと東京商工リサーチが報じています。

  6. 2025年7月9日

    破産手続開始決定

    同年6月の再申立てを経て、東京地裁が7月9日に破産手続開始を決定。東京商工リサーチによると、負債は約7億3,000万円です。

商標はどうなったのか

2025年7月の記事には一部商標の譲渡が記載されていますが、譲渡先の全容や現在の製品ラインアップは示されていません。会社の破産とブランド名の移転は別の出来事です。

当サイトは過去の製品情報を保存するアーカイブです。カタログの価格や保証条件は発行当時のもので、当サイトによる現在の販売条件ではありません。

サスティナーがもたらした表現

ネック位置のドライバーから弦へエネルギーを戻すことで、大音量のアンプの前に立たなくても長い音を出せます。フェルナンデスは工場搭載モデルと後付けキットを販売しました。

このため、フェルナンデスと関係するアーティストが別メーカーのギターを持っていても不思議ではありません。サスティナーを搭載しただけでは、そのギター全体がFernandes製になるわけではありません。

Fernandes・Burnyのモデルを調べる

正式なモデル名と、販売地域・年式に合うカタログから確認します。見慣れた輪郭や日本のパーツメーカー名だけでは、その楽器を作った工場までは特定できません。

シリアル、生産国表示、構造の特徴は識別の手がかりになります。互いに矛盾しないかを照合してください。このサイトは全機種共通のシリアル解読サービスではありません。

購入前にカタログを役立てる

出品写真のブリッジとコントロールを、資料の図や仕様と比較してください。ピックアップは交換でき、同じ末尾の名称でも年式によって装備が変わることがあります。

サスティナー搭載機ならモードの実演、ベースなら電池がアクティブピックアップとプリアンプのどちらに使われるかを確認すると、グレード名だけより具体的に判断できます。

楽器の仕様を確認する

保存された仕様表を比較し、中古個体で確認するポイントを調べられます。